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入院二日目

入院二日目。
本日のメニューは
 ・MRI
 ・輸血のための血液検査
とたったの二つ。。。
時間は沢山あるようだけれど、PCをいじったり本を読んだりしていると、自然と消灯時間になっちゃうわけで。まぁ入院ってこんなもんでしょうね。
参ったのが、隣の手術明け一日目の人の回診での出来事。
朝の8:30くらいから回診が始まるのだけれど、隣の診察が始まるやいなや、先生が『じゃぁ頭のドレン抜きますよ!』
はぁぁ???? 頭のドレンって何だよ????
カーテン一枚を隔てた向こうは、惨劇さながらの模様。。
ドレンを抜くのって凄く痛いらしい。。。

 先生『じゃぁ抜きますねー』
 患者『イテテテ….ギャーー死ぬー』
 先生『う・ご・か・な・い・でーーーーあ・ぶ・な・い・よ・!!!』
 先生『(助手に向かって)顔と頭押さえて!アゴ固定して!』
 助手『はっ、はい!』
 先生『(助手に向かって)もっと強ーーーーくっ!!!』
 助手『はっ、はい!』
 助手『ごめんねぇーーーすぐ終わるからねーー』
 患者『ギャーー、ギャーー』
 患者『先生!マジでやばいって・・・。痛すぎる!!!』
 先生『動くと危ないよっ!また手術だよっ!』
 吉尾『・・・・・・・』
 先生『(助手に向かって)麻酔準備して!』
 助手『はっ、はい!』
 (想像) 先生麻酔注射打つ
     プチっ!
     チュー
 患者『うー・・・痛すぎる・・・・。先生、死ぬようぅぅぅ』
 先生『大丈夫、あと10分くらいだから!』
 吉尾『・・・・・・・』
 吉尾『・・・・』
 吉尾『・・』

俺も同じことされるらしい・・・。終わったな・・・。

検査入院 1日目

hospital_20071116.jpg検査入院一日目。前日までの暖かさが一変、とても寒い一日となってちょっと心細い。。
本日のメニューは足の付け根からカテーテルを挿入して、ずーっと頭の方まで管を入れて、造影剤をパッと注入して患部の詳細を撮影するというもの。
部分麻酔で行うので常に意識はハッキリとしているわけで、看護婦があわただしく動き回るのがちょっと煩わしい感じ。麻酔を打つときのみ、ふつうの注射みたいにチクリとするのだけれど、それ以降は全く何をされているのかが把握できない。
「じゃぁ撮影しますね~」の一声で、すでに管が頭部まで到達していることに気付かされる。
造影剤を注入した直後、ブワーっと右顔面が熱くなり、2、3秒で元に戻る、ということを3、4回繰り返し、「今度は左側で~す」の一声で、再度管をちょっと引き抜いて、再度左側に管を導き(この部分は全く感じないので、おそらくそういう作業をしているんだと思われ)、「じゃぁ撮影しますね~」で左顔面が熱くなり・・・。
で、頭を固定されたまま身動きできずの2時間で検査完了。
足の付け根のすごく太い動脈からカテーテルを入れたということで、管を抜いた後の止血に10分程度、挿入部というよりも足の付け根が痛くなるくらい押さえつけられて、すべての工程は完了。
病室に戻ってから6時間は絶対に動かないでくださいね、というお医者さんの言いつけを守り、本を読んだりテレビを見たりで時間をつぶす。
一つ困ったのが排尿。絶対動かないように、ということなのでトイレにも行けないわけだけけれど、造影剤を早く体外に排出しなくてはいけないために水は大量に飲んでくださいという鬼のような言いつけを守らないといけないわけで・・・。これには参った。。。
で、どうするかというと、寝たままで尿瓶へ排尿をするわけだな。これが想像以上に難しい。そもそも寝たままで排尿することなんて滅多にないわけで(有ってもオネショくらいだよね・・・)、看護婦さんに「なかなか出ません」と漏らしたところ、「じゃぁ管入れますか」って、をいをい。
何とかカントカ、一度コツを覚えると結構ちゃんとできるわけで、6時間の間に3回、尿瓶君のお世話に。
焦ったのが、尿瓶の目盛りをみてびっくりしたのだけれど、一回600cc近く出るわけなのね。。。容量が800ccの尿瓶だから、下手したら溢れるっちゅーの。。。
ちょっと調べたら、成人男性の通常の排尿量は300cc程度なんだって。ていうか、ドンだけ膀胱でかいんだよ。。。(まぁ相当我慢してたからね・・・)
ということで、無事に検査完了しました。