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退院後、初の通院

退院してから約一月経ったわけだけれど、手術の経過を確認するためのMRI検査。久しぶりの病院は懐かしいのだけれど、手術の時の怖さが蘇ってきて、凄く複雑な気分。(ちなみに喫煙所が撤去されてました。今年の一月から敷地内全面禁煙らしく。)
結果は凄く良好。
退院してから初めて自分の頭の内部(MRIの写真ね)を見たのだけれど、確かにそこに在ったはずの髄膜種は跡形もなく消え去っている。手術って凄いなぁ。
動脈瘤のクリッピングも全く問題ないと言うことで、至って経過は良好。良かった良かった。
次回は3月の下旬に再度MRI検査。ちなみに髄膜種は再発性が在るらしく、10%前後の確率でまた腫瘍が出来ることがあるそうで。
入院でお世話になった婦長さんや看護師さんにお礼に行ったのだけれど、残念ながら顔見知りの人は皆さん夜勤と言うことで、お会いできませんでした。
また3月にでも。

無事帰還・・・・

hospital_20071214.jpg皆様。ご心配をおかけしましたが、手術後の経過も順調で、今のところ何の不安もなく、四肢もクネクネ動き、タッチタイピングも忘れておらず、人との会話に不安を覚えることもなく、こうして生きてかえってこれました。ありがとうございます。
今日はこの病院の付属看護学校の生徒さんによるクリスマスセレモニーが執り行われ、病室が一気に明るい雰囲気と暖かい気持ちで溢れかえりました。
手術の開始が12月10日(月)9:00頃、約7時間くらいの手術を経て、ナースセンター傍の処置室で一晩特別観察対応となり、一般病棟へ戻ったのが火曜日の夕方付近。それから唸るわけでもなく痛がるわけでもなく、寝ているような、起きているような不思議な感覚で、やっとのこと、水曜日のお昼ぐらいから、普通の感覚が戻ってきました。
難点といえば、頭部の手術ということによる後遺症で、両瞼が喧嘩の後のようにアオタンの状態で、視野が異常に狭いこと、これは先生曰く、数日で引いてしまうので全く心配はないということで、この腫れが退き、頭部の抜糸がすめば速やかに退院できるであろうとのお話もいただきました。
ちょっと心配なのが、やはり「においの感覚」が戻ってきていないという点。これは嗅覚神経の真上にある腫瘍を取り除く際、神経も一緒に取り除かなければならない、という事前の認識もあったのだけれど、いざこうして、ご飯やCoffeeを目の前にして、その香りが全くしてこないというのは、凄く不思議な感覚。
もっとも、取り除いたのは片側の嗅覚神経のみで、もう片方は完全に残っている状態なので、そのうちに半分は戻ってくるでしょうとのこと。
まぁ動脈瘤とか髄膜種とか、そういった次元の怖い話に比べれば、においがないなんてチャンチャラ平気だと思う今日この頃。
先生曰く、あまりウロウロしないようにとのこと。
そんなに動き回っているわけではないのだけれど、脳のドレンも尿のチューブも点滴の針も、つまりは身体には何もつながっていない状態で、今は手術前と同じ身軽さな訳で、これで動き回らなかったら罰が当たるよね。。。
何にせよ、ご心配をおかけしてすみませんでした。
このタイミングで、かなり精神的にも肉体的にもバッチリですので、年明けからはまたばりばりと仕事が出来そうです!!!

「髄膜腫」と「動脈瘤」

cerebrum_20071025.jpg夜中に眼が覚めて、酷い頭痛とめまい、風邪でもひいたのであろうと思って何日か会社を休む。これが9月の中旬くらい。
やっとの事で治ったものの、今度は打ち合わせ中に頭痛とめまい、目の前がギラギラとして強い眠気に襲われる。さすがに次の打合せには出席できずで、早退して家に帰り、ベッドに倒れこむ。これが9月の下旬。
そんな思いは初めてだったわけで、さすがに心配になって病院にてMRIの検査を受ける。数日後に検査結果が出て「前頭蓋底部に髄膜腫」及び「右中大脳動脈分岐部に動脈瘤」の疑いで、更に大きな病院で専門家の見解及び再検査を受けた方がよいとのこと。。
で、大きな病院へ紹介状を書いていただき、脳外科の専門家に話を伺うことに。再検査は3DCTと言われるもので、もっとはっきりと血管の状況を把握できるらしい検査。これが10月17日で、その診断結果が10月23日にでた。
当初の診断は正解で、「前頭蓋底部に髄膜腫」及び「右中大脳動脈分岐部に動脈瘤」は疑う余地もないらしく、先生曰く、この年齢での発見はラッキーと思った方がよい、くも膜下出血で亡くなる人も多いのだけれど、破裂しなくてラッキーだったね。。と。
まぁラッキーかどうかは別として、手術は絶対に行った方がよいと言うことで、年末に「パカッ」と頭を開けられてしまうらしい。。怖すぎる。。当然、スキンヘッドだよなぁ・・・。
会社にも迷惑をかけてしまったが、10月10日をもって取締役を退任、及び退職をした。手術で2ヶ月に渡って通院及び入院すると言うことが判っている以上、会社にとってもお荷物になるよね。普通。
病院代とか、生活費とか、そういうのを考え、更に退院後に再度仕事に就かなくちゃ、のためには少なくとも手術前には就職活動も済ませて、年内は仕事にフルコミットできません、と言う部分も理解していただける会社でないと、たぶん重いお荷物になってしまうわけで。
先生曰く、重労働でない限りは、普通に働いても問題ないとの事なので、11月はアルバイトをして当面をしのぐしかなさそう。頑張ってアルバイト探さないとね。更に年始からの仕事も。。。