最後の親不知
最後の親不知を抜歯。虫歯とかではないので特に無理して抜くこともないらしいのだけれど、真横に倒れた状態で生えていて、ほっておくと虫歯になって辛くなるよ、ということだったので遂に抜く決心を。
でもやっぱりやめとけば良かった・・・。
まず真横に生えているんで、切開の必要がありますね、と。更に切開なんで縫います、歯が大きいのでポッカリ空いちゃった穴にはコラーゲンを入れて骨ができるのを介助しますね・・・、と・・・。をいをい。
それをこのタイミングで言うか。という時には既に遅し。先生ゴム手袋をはめてます。。。
プチューって麻酔を3本ほど。
次第に感覚が無くなって、ジャァ始めましょう、が10:10。
まずメスで切開します。何も感じません。
先生、大きめなドライバーみたいなのでザクザク何かを掘り出そうとしています。
出ません。
「吉尾サーーン。大きくて出てこないから頭の部分と根の部分を分離して頭の部分から出しマースっ。」
あらら、現場判断なんですね。先生。ちょっと怖いです。。と思う間も無く、キーーーーン。
キュィーーーーン・・・・・。
バッキッ!
頭と根っこが分離したようです。ピンセットで頭の部分取り出してます。
さぁ根っこだ。ドライバーでグリグリ。。。
出ません。
ドライバーでグリグリ。。。
出ません。
時は既に10:40・・・・。かなり後悔してました。
ドライバーでグリグリ。。。
ミシミシ・・・・。ポケっ!
という音とともに出てきやがりました。が、この写真です。
そして空いてしまっている穴にコラーゲンをポイっと。
そして縫います。。。3針。。。??
3針も??
まぁ大きな歯だから仕方ないんだろうな。ということで、
30分に及ぶ抜歯及び縫合作業は終わり。。
先生がスペシャルな人だったので術中は大きな痛みもなく。
ただ、凄い力入れるのがかなり怖い。。本当にグリグリやられるから、頭もグイグイ動くし、抜歯でそんなに力入れるのぉ?先生、ていうくらい本気で力入れてほじくられる感じ。
掘り出し作業中に一歩間違えらた喉に突き刺さっちゃうよ。ドライバーが。。
お風呂とアルコールと激しい運動は避けるようにと注意され、無事帰宅。
あーー。疲れました。。
抜糸完了!
本日、朝の回診で縫合している金属を全て除去(つまりは抜糸完了)。写真のようなホッチキスの針状のものが、合計で60本あまり・・・。傷口の大きさを物語っていた。
抜糸自体はそれほど痛くはないものの、パチンパチンと何時になったら終わるんだと言うくらい連続で外してゆくので、握った拳を所在なさげにさすったり、手首を握ったりと、意味不明の行動で全ての針を除去するまで堪え忍ぶ。
それにしても先週月曜日の手術から約1週間で、全ての金属を取り除いちゃうのはちょっと不安だなぁ・・・。またパカッて開かないんだろうか・・・・。
先生曰く、明日からシャンプーもオッケーということなので、退院へ向けて徐々に指折り体制に入っているものと思われ。