残念ながら・・・
付近の家々はことごとく破壊され、車もひどい交通事故にあったような状態で、津波の破壊力の強さを改めて痛感。
親父の墓は見るも無残に、一番内部のコンクリートの基礎のみ残し、上物は数メートル先に散在している状況。付近を念入りに見廻ってみたものの、残念ながらお骨が入った袋は見当たらず、軽いものだけに何処か遠くへ運ばれてしまったんだろうと諦めざるを得ない。
墓石については、元の場所へ戻そうにも人力で動くような重量ではなく、表面をキレイにするくらいしか出来ない無力さに涙が出る。それでも、家紋や名前の入った部位をなんとか土台まで運んできてプチお墓を完成させ、お線香をあげた。
場所的にかなり海に近い場所なので瓦礫の撤去などは進んでいない地区で、自衛隊がこのGWから撤去作業を初めているらしく、本当に感謝の言葉もない。
まだまだ、先が見えてこない復旧作業の完了。復旧作業が終わった先に、この土地での生活ははたして始まるんだろうか?地震や津波が100%こないという保証が出来ない以上、住み慣れた、愛着のある土地を離れざるを得ない人たちも多くいることを考えると胸が痛い。
久しぶりにブログ見てみたら,,,ご実家大変だったんですね。私もGWに気仙沼に行ってきたのですが、本当に何もかもが失われていて、見ているだけでも恐ろしかったです。何かお手伝いできることあれば、言ってくださいね。